【体験談あり】熊本の司法書士に相続を依頼して本当によかった話
【体験談あり】熊本の司法書士に相続を依頼して本当によかった話
はじめに|相続で悩む前に、まず読んでください
親が亡くなったあと、突然直面するのが「相続」という現実です。
遺産の分け方、不動産の名義変更、預金の手続き、税金のこと…
手続きを調べれば調べるほど複雑で、しかも期限があるものも多く、戸惑われる方がほとんどです。
さらに厄介なのが「感情の問題」。兄弟姉妹との意見の食い違い、疎遠な親族との連絡、
「自分ばかりが負担している」といった不満…相続は、単なる法律問題ではなく、人間関係の試練でもあります。
そんなとき、身近に頼れる専門家がいればどれほど安心でしょうか。
相続登記や遺産分割協議、銀行口座の解約、戸籍収集など、面倒な手続きを一括でサポートしてくれるのが、司法書士です。
特に熊本のように、家や土地などの不動産を代々受け継いでいく文化がある地域では、
「親が残した土地が空き家のまま」「実家をどうするかでもめている」というケースが非常に多く見られます。
今回は、そんな熊本で司法書士に相続手続きを依頼された3名の方のリアルな体験談をご紹介します。
「もっと早く相談すればよかった」「最初は不安だったけど、今では本当に安心している」
そう語る依頼者たちの声を、ぜひ参考にしてください。
体験談①|父が遺してくれた家をめぐって──兄との話し合いができなかった私が、司法書士に頼って心から安心できた理由
【ご依頼者】熊本市南区 K様(50代女性)
【相続対象】父名義の一戸建て住宅+普通預金(2口座)
▽きっかけは、父の急逝と兄との微妙な距離感
「お父さん、亡くなったって…」
早朝、携帯にかかってきた兄からの電話で、私は父の最期を知りました。
高齢ではあったものの、つい1週間前には元気に畑を耕していた父。
病院に駆けつけたときにはすでに間に合わず、現実がすぐには受け入れられませんでした。
通夜、葬儀、納骨…慌ただしい数日を過ごしたあと、静かになった実家の居間で、ぽつんと兄と二人きりになったとき、私は初めて不安を覚えました。
「この家、どうするんだろう…」
私は長女で、兄は長男。父が遺言を残していたわけではなく、相続についてはまったくの白紙状態でした。
▽兄との話し合いに踏み出せず、時間だけが過ぎていった
私と兄は仲が悪いわけではありません。けれど、お互い家庭を持ち、それぞれの生活がある今、
「家をどうする」「預金はどう分ける」といった話題に入り込む勇気が出なかったのです。
遺産分割の話がこじれると兄妹関係が壊れる、とよく聞いていたこともあり、とにかく揉めたくないという気持ちが先に立っていました。
でも、インターネット上では「相続登記の義務化」「放置は罰則の対象になる可能性も」といった情報を目にし、
預金口座についても銀行から「早めの手続きをお願いします」と言われ、プレッシャーだけが募っていきました。
▽ネット検索で見つけた「熊本の司法書士事務所」
そんなある日、思い切って「熊本 相続 相談」とネットで検索。
いくつかの事務所が出てきましたが、その中でも「地域密着・相続に強い」と紹介されていた司法書士事務所のホームページが目にとまりました。
「初回相談無料」とあったので、ダメ元で問い合わせ。
電話口の対応もとても丁寧で、「まずは一度お話を伺いましょう」と即日で相談日を設定してくれました。
▽司法書士との初回面談──まるで霧が晴れるようだった
事務所に入ると、笑顔の女性スタッフさんが案内してくださり、奥の相談室へ。
「本日はお越しいただきありがとうございます。ゆっくりで構いませんので、お話をお聞かせください」
穏やかで柔らかい声の司法書士先生がそう声をかけてくださり、緊張していた心が少し和らぎました。
父のこと、兄との関係、実家の家についてどうしていいかわからない気持ち…
気づけば私は涙をこらえながら、心のうちを話していました。
先生はうんうんと頷きながら、丁寧に聞いてくださり、話し終えると静かにこう言いました。
「大丈夫です。まずは一つずつ整理していきましょう。Kさんが今すべきこと、そしてできることを、私たちがサポートします。」
▽兄との連絡も司法書士が代行。負担が一気に軽減
その後、司法書士の先生は相続関係説明図を作り、必要な戸籍をすべて代理で収集してくれました。
特にありがたかったのは、兄とのやりとりをすべて司法書士が代行してくれたこと。
兄にどう伝えるべきか悩んでいた私に代わって、「公平な第三者として」遺産分割協議の内容や、登記手続きの流れを丁寧に説明してくださり、
兄も納得して実印を押してくれたのです。
「私があのまま一人で進めていたら、きっと兄とは険悪になっていたと思います」
手続きが完了したあと、兄から「ちゃんと専門家に頼んでくれて助かったよ」とLINEが届いたときは、胸がいっぱいになりました。
▽依頼からわずか1か月で登記完了。預金解約もスムーズに
驚いたのはスピード感でした。初回相談から1か月も経たないうちに、不動産の相続登記が完了し、銀行口座の名義変更・解約手続きまで進んでいたのです。
私は必要な書類に印鑑を押し、本人確認書類を提出するだけ。複雑な書類作成や法務局への申請はすべてお任せできたので、精神的にもとても楽でした。
▽まとめ|司法書士に頼るという選択は、心を守るということ
今回の経験を通じて思ったのは、司法書士は単なる「書類の専門家」ではなく、「相続する人の心に寄り添うパートナー」だということです。
相続の話は家族だからこそ難しい。けれど、そこに法律と心のバランスを取ってくれる専門家が入ることで、驚くほど物事がうまく進むこともあるのです。
あのとき、勇気を出して相談して本当に良かった。今、同じように迷っている方がいるなら、私は迷わずこう伝えたいです。
「一人で抱え込まないで、地元の司法書士さんに相談してみてください」と。
体験談②|母の家を相続して、売却するまで──悩んだ末に司法書士へ相談して本当によかった
【ご依頼者】菊池市 S様(40代男性・会社員)
【相続対象】母名義の土地・建物/銀行預金口座(2件)
▽「実家の家、どうしよう…」喪失感と現実の狭間で
母が亡くなったのは、まだ肌寒さの残る3月のことでした。
一人暮らしだった母は自宅で倒れ、近所の方の通報で救急搬送されたものの、そのまま帰らぬ人となりました。
通夜や葬儀を終え、静まり返った実家のリビングで一人、私は途方に暮れていました。
「この家、どうしたらいいのか…」
私はすでに熊本市内でマイホームを構えており、母の家を使う予定はありませんでした。
菊池の実家は築40年、木造2階建ての一軒家。今後誰かが住むこともなく、空き家のまま放置するのは治安面でも心配でした。
かといって、すぐに「売る」と決断するのも気が引けて、数週間は気持ちの整理がつかないまま過ごしていました。
▽市役所・銀行・法務局…何から手をつけていいか分からない
相続には期限があると聞いていたので、とりあえず市役所で死亡届を出し、銀行に連絡。
すると、各所から「戸籍謄本一式」「遺産分割協議書」「相続関係説明図」などの提出を求められました。
法務局のホームページを見ながら、相続登記のやり方も調べてみましたが、専門用語が多すぎて理解できず、次第に不安と疲労が募っていきました。
そんなとき、仲の良い不動産会社の営業担当さんが、「相続登記のことは司法書士さんに任せるといいですよ」と教えてくれました。
地元で評判の司法書士を紹介してもらい、さっそく連絡を入れました。
▽初回相談で決心。「もう自分でやろうとしなくていい」と思えた
相談当日。司法書士の先生は、優しい笑顔で出迎えてくれました。
「実家をどうすればいいか悩んでいて…」「売るか残すか、まだ迷っています」
私の気持ちに耳を傾けながら、「まずは登記手続きの部分だけでも進めておきましょう」と、専門的な話をとても分かりやすく説明してくれました。
特に印象的だったのは、「今はまだ不動産を売ると決めなくても大丈夫です。ただ、相続登記だけは済ませておかないと、売ることも、貸すこともできませんよ」という一言。
無理に急がせることもなく、でも的確にアドバイスをしてくれたことで、安心感を持って依頼を決断できました。
▽不動産登記と売却の準備を、司法書士と不動産会社が連携して進行
司法書士の先生は、相続人調査から遺産分割協議書の作成、戸籍の取得、法務局への登記申請まですべて対応してくださいました。
私は印鑑と身分証、通帳のコピーを提出しただけ。自分ひとりでは数ヶ月かかっていたであろう作業が、わずか3週間で完了しました。
また、不動産会社とも連携を取り、売却時期を見越して「登記が完了したらすぐに引き渡しできるようにしましょう」とスケジューリング。
私の心理的な負担が大きくならないよう、すべての工程が無理のないペースで進められました。
▽母の思い出と向き合えた時間──だからこそ、前を向けた
登記手続きと並行して、実家の整理も進めました。
古びた茶箪笥の中には、私が小学校のときの通知表や、母が残した手紙が入っていて、涙が止まりませんでした。
司法書士の先生に「形見整理って、心の整理にもなるんですよ」と言われた言葉が、今でも忘れられません。
登記完了後、不動産会社の仲介で家は無事に売却されました。買い手は若いご夫婦で、「リフォームして、ここに子どもを育てたい」と笑顔で話してくれました。
「この家も、また誰かの暮らしの場になる」
そう思えたとき、私はようやく母の死を受け入れられたような気がしました。
▽司法書士の存在があったからこそ、前を向けた
司法書士に依頼して、単に「登記が済んで楽だった」という以上のものを得られました。
曖昧だった気持ちに整理がつき、大切な人の思い出と、現実の手続きを、きちんと区切ることができたのです。
相続は誰にとっても突然訪れるもの。そして、それにどう向き合うかは人それぞれです。
私のように迷っている方がいるなら、声を大にして伝えたいです。
「法律や登記のことはプロに任せて、あなたは大切な人との時間を大事にしてください」と。
体験談③|「遺言があるのに揉めた…」60代の私が遺産トラブルから解放された日
【ご依頼者】熊本市北区 T様(60代女性・パート勤務)
【相続対象】預金約3,000万円/マンション(区分所有)
▽母の最期と、思いが詰まった遺言
母は数年前から体調を崩し、自宅で療養していました。私が介護を引き受け、日中はデイサービスを利用しながら、夜は同じマンションの別室に住む私が身の回りの世話をしていました。
「あんたには感謝してるけんね。老後、面倒見てくれるのはあんただけだった」
そう言ってくれた母は、亡くなる1年ほど前に、公正証書で遺言を残しました。内容は明確で、「全財産を長女Tに相続させる」というものでした。
母が亡くなったのは冬のはじまり。お通夜と告別式を静かに執り行い、葬儀後すぐに遺言書の存在を弟(東京在住)に伝えました。
▽「なんで全財産が姉さんだけに?」…弟の一言に心が凍った
通話越しに、弟の声が強張りました。
「……それ、フェアじゃないと思う」
私が驚いて何も言えずにいると、弟は続けました。「たしかに姉さんが介護したのはわかる。でも、母さんの財産を全部って、いくらなんでも…」。
弟は普段から穏やかで、あまり主張をするタイプではありません。でも今回は違いました。
おそらく、葬儀の費用や帰省の負担などで気持ちが不安定になっていたのかもしれません。
私としては、母の遺志を尊重したい一心でしたが、弟との関係に亀裂が入るのが怖くて、一歩も動けない状態でした。
▽「遺言があっても、揉めることはある」…司法書士の冷静な一言
何かあってからでは遅いと感じた私は、地元の司法書士事務所に相談の予約を入れました。
実は以前、町内の知人が「ここの先生は相続にすごく強くて話しやすいよ」とすすめてくれたことを思い出したのです。
司法書士の先生は、私の話を静かに聞いた後、こう言いました。
「公正証書遺言があっても、遺留分侵害額請求という形で兄弟から主張がくることはあります。ただ、それを防ぐ方法もありますよ」
そして、私と弟との過去の関係、介護の実情、遺言の作成状況を丁寧に聞き取りながら、想定されるリスクと対応方法を一つずつ説明してくれました。
▽専門家からの「冷静な手紙」で、弟の気持ちが変わった
私が最も悩んでいたのは、弟との関係でした。
そこで先生が提案してくれたのが、司法書士の立場で作成する「説明文書」でした。
内容は、母の介護の経緯、遺言の法的効力、弟が主張できる権利(遺留分)、そしてその権利を行使した場合の手続きと時間的・費用的な負担まで、すべて平易な言葉でまとめられていました。
先生は「これは、対立を煽るためのものではなく、理解と納得のための書面です」と言って、丁寧に作成してくださり、郵送まで代行してくれました。
そして数日後、弟から1通のLINEが届きました。
「姉さん、色々ありがとう。母さんの気持ちも、よくわかった。もう連絡しないつもりだったけど、手紙を読んで考えが変わったよ。母さんも、きっとそれを望んでたと思う」。
涙が止まりませんでした。
▽誰かに「寄り添ってもらえること」が、相続の最大の支えだった
その後、マンションの名義変更や預金の解約など、必要な手続きはすべて司法書士の先生にお任せしました。
何か書類が届くたびに説明をくれて、難しいことは一つもありませんでした。
相続という言葉は冷たく聞こえるかもしれません。でもその裏には、家族の思い出・感情・後悔・感謝…そんなものが詰まっています。
司法書士の先生は、単なる法律家ではなく、私にとっては「心の通訳者」だったと今でも思っています。
弟とも、今では定期的に連絡を取り合っています。母が遺してくれた家と財産が、家族の縁まで繋ぎ直してくれた──そう思えるようになりました。
▽最後に|「専門家に頼る」ことで、人間関係を守れることもある
遺言があっても、すべてが順風満帆に進むわけではありません。
でも、そのときこそ、法律と心の両方を理解してくれる司法書士の存在が、大きな支えになります。
私と同じように悩んでいる方がいれば、どうか一人で抱え込まずに相談してみてください。
自分の人生だけでなく、家族との絆までも守ってくれる、そんな存在に出会えるかもしれません。
まとめ|熊本で相続の不安があるなら、まず司法書士に相談を
3つの事例から分かるように、相続は誰にでも起こる「法律と人間関係の交差点」です。
登記や協議、遺言の解釈、時には感情的な衝突もあります。
そんなとき、地元・熊本に精通した司法書士であれば、地域の事情や人の距離感を踏まえた対応が可能です。
不安を感じたら、「早めに相談すること」こそが、円満な相続の第一歩になるかもしれません。
無料相談はこちらから
お気軽にお問い合わせください。
📍 熊本市中央区帯山3丁目35番1号
📞 096-234-7084
✉ メールでの問い合わせはこちら
📲 LINEでお気軽にご相談ください。
相続・遺言・家族信託など、司法書士が丁寧に対応いたします。
▶ LINE公式アカウントはこちら