相続土地国庫帰属制度の利用が進んでいないようです
令和6年8月17日の熊日新聞に相続土地国庫帰属制度に関する記事が載っていました。
簡単に言うと、思うように利用が進んでいないという記事でした。
相続土地国庫帰属制度は、今年から開始した相続登記義務化の負担を軽減するために開始した制度です。
しかし、熊日新聞によると、制度が開始した令和5年4月から令和6年7月末時点で国有化されたのは、667件にとどまっているとのことです。
国有化された667件のうち、山林はわずか20件しかないようです。
これから利用を促進していくためには要件緩和や負担金の軽減などの措置が必要になると思いますが、個人がいらない土地を国が引き受けた後の管理が可能かも問題になっていくと思います。